pipsとは?FXの値幅を表す単位を初心者向けにわかりやすく解説

自動売買LAB辞典

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こんにちは。
「ぽっちゃり勇者の自動売買LAB」の、ぽっちゃり勇者です。

FXや自動売買を始めると、かなり早い段階で出会う言葉があります。

「pips(ピップス)」

「10pipsで利確」

「今日は50pips動いた」

「TPを20pipsに設定」

……いや。

勇者「pipsって結局いくらなの?」

エコーネ「“いくら”と聞くと、ちょっと違うんです♡」

勇者「えっ?」

ジョブくん「pipsは金額ではなく、値幅を表す単位です!」

ここがpipsを理解する最初のポイントです。

今回の自動売買LAB辞典では、

pipsとは何なのか?

そして、

1pips動いたら実際の損益はいくらになるのか?

さらにCトレやEAで出てくる、

「利確幅10pips」ってどういう意味?

まで、初心者向けに攻略します。


3行でいうと?

**pips(ピップス)**は、FXで為替レートの値動きを共通の単位で表すために使われます。

円を含む代表的な通貨ペアでは、一般に、

1pips = 0.01円(1銭)

として扱われます。

ただし、

1pips = ○円の利益

という意味ではありません。

実際の損益金額は、取引数量などによって変わります。


pipsとは?

pipsは、為替レートの値動きを表すときに使われる単位です。

たとえばドル円が、

150.00円 → 150.10円

に上昇したとします。

値幅は、

0.10円

です。

円換算すると、

10銭。

円を含む一般的な通貨ペアでは、

1pips = 0.01円

なので、

10pips上昇

したことになります。

勇者「10銭動いたら10pips?」

エコーネ「円絡みの通貨ペアなら、基本イメージはそれでOKです♡」


円絡みなら「1pips=1銭」

初心者なら、まずこれを覚えると分かりやすいです。

1pips = 0.01円 = 1銭

です。

したがって、

値幅pips
0.01円1pips
0.05円5pips
0.10円10pips
0.20円20pips
0.50円50pips
1.00円100pips

たとえばドル円が、

150.00円 → 150.50円

まで上昇したなら、

50pips

の値動きです。


150.123円の「0.001円」は何?

FXのレートを見ると、

150.123

のように、小数点以下3桁まで表示されていることがあります。

勇者「じゃあ最後の3って1pips?」

エコーネ「そこが初心者が混乱しやすいところです♡」

円絡みの通貨ペアで、

1pips = 0.01円

なら、

0.001円は、

0.1pips

です。

つまり、

150.123円
↓
150.124円

という変化は、

0.1pips

です。

価格表示の最小桁と1pipsが必ず同じとは限らないので注意しましょう。


ドル円以外も同じ?

ここから少しだけレベルアップです。

EUR/USD(ユーロドル)など、円を含まない主要通貨ペアでは一般に、

1pips = 0.0001

として扱われます。

たとえば、

EUR/USD

1.1000 → 1.1010

なら、

差は0.0010。

つまり、

10pips

です。

ざっくり覚えるなら、

USD/JPYなど円絡み → 0.01が1pips

EUR/USDなど円を含まない主要ペア → 0.0001が1pips

です。

ただし、商品や取引サービスによって表示桁や呼び方が異なる場合があるため、実際に取引するときは利用するサービスの仕様も確認しましょう。


そもそも、なぜpipsを使うの?

ここで疑問です。

勇者「普通に“10銭上がった”じゃダメなの?」

ドル円だけを見るなら、それでも意味は通じます。

でもFXには、

USD/JPY
EUR/USD
GBP/USD
AUD/NZD

など、さまざまな通貨ペアがあります。

通貨によって価格表示の仕方が違います。

そこで、

値動きを共通の感覚で表現するため

にpipsが使われます。

「今日はドル円で0.2円取った」

「ユーロドルで0.0020取った」

より、

「20pips取った」

と表現した方が、値幅として比較しやすくなるわけです。


重要:pipsは「利益の金額」ではない

ここは今回の記事で一番覚えてほしいところです。

10pips利益が出た。

これだけでは、

何円儲かったのか分かりません。

なぜなら、

取引数量

が違うからです。

同じ10pipsでも、

100通貨で取引する人と、

1万通貨で取引する人では、

損益金額が違います。

つまり、

pips = 値幅

であって、

pips = 利益金額

ではありません。


1pips動くと何円になる?

円絡みの通貨ペアで単純化して考えてみます。

1pipsは、

0.01円

です。

100通貨を取引していた場合、

0.01円 × 100通貨 = 1円

です。

つまり、

100通貨なら1pips ≒ 1円

となります。

1,000通貨なら、

0.01円 × 1,000 = 10円

1万通貨なら、

0.01円 × 10,000 = 100円

です。

整理すると、

取引数量1pipsあたりの損益
100通貨約1円
1,000通貨約10円
10,000通貨約100円
100,000通貨約1,000円

※円を決済通貨とする円絡み通貨ペアを単純化した例です。通貨ペアや口座仕様等によって計算方法・換算が異なる場合があります。


10pipsならいくら?

先ほどの例を10pipsにしてみます。

100通貨なら、

約10円

1,000通貨なら、

約100円

1万通貨なら、

約1,000円

10万通貨なら、

約10,000円

です。

同じ、

「10pips取った!」

でも、

取引数量によって損益は全然違います。

勇者「SNSで“100pips勝った!”だけ見ても、いくら勝ったか分からないんだ。」

エコーネ「その通りです♡」


pipsとロットは何が違う?

ここも初心者が混乱しやすいところです。

ざっくり言うと、

pips = どれだけ価格が動いたか

ロット・取引数量 = どれくらいの量を取引したか

です。

たとえば、

10pips × 小さい取引数量

なら損益も小さくなります。

一方、

10pips × 大きな取引数量

なら損益も大きくなります。

つまり実際の損益を考えるには、

値幅 × 取引数量

の両方を見る必要があります。


Cトレの「利確幅10pips」って何?

ここから自動売買LABらしい話です。

Cトレでは、

利確幅○pips

という設定が登場します。

たとえば、

利確幅10pips

なら、

ポジションを持った価格から一定の条件で10pips分の値幅を利益確定の目安として設定するイメージです。

円絡みの通貨ペアなら、

10pips = 0.10円

です。

たとえば単純化して、

150.00円で買った。

10pips上昇した、

150.10円

付近が利確幅のイメージになります。


利確幅5pips・10pips・20pipsで何が変わる?

これは、ぽっちゃり勇者LABでぜひ検証したいテーマです。

たとえば、

5pips

なら利確地点が近い。

10pips

なら少し遠い。

20pips

ならさらに遠い。

単純に考えると、

利確幅を小さくすれば、

1回あたりの利益は小さくなる代わりに、利確に到達する機会が増える可能性

があります。

逆に利確幅を大きくすれば、

1回あたりの利益は大きくなる一方、利確まで到達する頻度が変わる可能性

があります。

つまり、

「20pipsの方が5pipsより4倍儲かる」

という単純な話ではありません。


利確幅を変えると勝率も変わる?

ここでNo.006、

勝率

につながります。

利確地点を近くすれば、条件によっては利益確定に到達しやすくなるかもしれません。

遠くすれば、到達しにくくなるかもしれません。

つまり、

pips設定を変更すると勝率も変化する可能性があります。

そして勝率が変われば、

PF

も変わるかもしれません。

保有時間やポジションの積み上がり方が変われば、

最大DD

も変わる可能性があります。

またTPとSLの幅が変われば、

リスクリワード

も変わります。

ここまでのLAB辞典が全部つながってきました。


EAのTP・SLでもpipsが登場する

EAでも、

TP 10pips

SL 20pips

のような設定があります。

TPは、

Take Profit(利益確定)

SLは、

Stop Loss(損切り)

です。

たとえば、

TP:20pips
SL:10pips

なら、値幅だけで単純化すれば、

リスク:リワード = 1:2

です。

逆に、

TP:10pips
SL:20pips

なら、

1:0.5

になります。

つまりpipsが分かると、

TP・SL → リスクリワード

まで理解できるようになります。


「10pips抜き」を繰り返せばいい?

ここで勇者が考えます。

勇者「毎回10pipsだけ取れば簡単なんじゃない?」

エコーネ「取れるところだけ考えていますね♡」

10pipsで利益確定する設定でも、

当然、

反対方向へ動くケース

があります。

さらに実際の取引では、

スプレッド
手数料
スリッページ

などもあります。

小さなpipsを狙うほど、こうした取引コストが損益に対して相対的に大きくなる場合があります。

だから、

「何pips取るか」だけではなく、「そのために何pipsの損失リスクを取っているか」

まで見る必要があります。


スプレッドもpipsで考える

たとえば仮に、

利益目標:5pips

だったとします。

そして取引時の実質的なコストが値幅に対して無視できない大きさなら、

利益目標に占めるコストの割合は大きくなります。

一方、

利益目標:100pips

なら、同じコストでも相対的な影響は小さくなります。

つまり短い値幅を狙う自動売買ほど、

スプレッドなどのコスト

も重要になります。

これは今後のLAB辞典、

「スプレッドとは?」

で詳しく攻略します。


「pipsが多い=上手い」でもない

SNSやトレード記録では、

「今日は100pips獲得!」

のような表現を見かけることがあります。

でもpipsだけでは、

取引数量
損失
最大DD
取引回数
スプレッド
手数料

などは分かりません。

たとえば、

+100pips取ったけれど、

別の取引で、

-150pips

だったかもしれません。

あるいは、100pips取る途中で大きな含み損を抱えていたかもしれません。

だからLABでは、

獲得pipsだけで自動売買を評価しない

ようにします。


🧪 ぽっちゃり勇者LABではこう見る!

LABでpipsを使うときは、

単に、

「10pips取れました!」

では終わらせません。

たとえばCトレで、

利確幅5pips
利確幅10pips
利確幅20pips

を比較するなら、

同じ条件で、

① 純利益
② 勝率
③ PF
④ 最大DD
⑤ 取引回数
⑥ 最大保有ポジション
⑦ 含み損
⑧ 取引コスト

がどう変化するかを見たい。

そうすれば、

「20pipsが一番利益額が大きかった」

だけではなく、

「利益は増えたけれど、取引回数が減って最大DDはこう変化した」

という比較ができます。

ジョブくん「pipsから検証企画が生まれました!」

勇者「辞典を書くたびに実験が増えていく……。」

エコーネ「それがLABです♡」


ここまでの数字をつなげてみよう

No.004から今回までを並べると、

最大DD
→ どれだけ沈んだ?

PF
→ 総利益と総損失のバランスは?

勝率
→ 何回勝った?

リスクリワード
→ 1回の利益と損失の大きさは?

そして今回、

pips
→ どれだけ価格が動いた?

です。

たとえば、

TP 20pips / SL 10pips

という設定があれば、

pipsを理解する
↓
TP・SLの値幅が分かる
↓
リスクリワードが分かる
↓
実際に動かして勝率を見る
↓
PFを見る
↓
最大DDを見る

という流れで、自動売買をかなり具体的に分析できるようになります。


まとめ:pipsは「お金」ではなく「値幅」

pipsとは、

FXの値動きを表すために使われる単位

です。

初心者ならまず、

円絡みの一般的な通貨ペアでは1pips = 0.01円(1銭)

と覚えると分かりやすいでしょう。

そして一番重要なのは、

pips = 利益金額ではない

ということ。

同じ10pipsでも、取引数量によって損益金額は変わります。

自動売買では、

利確幅
TP
SL
スプレッド

など、さまざまなところでpipsが登場します。

だからpipsを理解すると、自動売買の設定画面が一気に読みやすくなります。

勇者「10pipsって10円だと思ってた……。」

エコーネ「取引数量によって変わります♡」

勇者「じゃあ“何pips”と“何通貨”をセットで見る!」

ジョブくん「攻略完了です!」

自腹で挑んで、数字で検証。

次回の自動売買LAB辞典では、

「スプレッドとは?FXで取引した瞬間にマイナスから始まる理由」

を攻略します。


投資に関する注意事項

当記事はpipsやFX・自動売買について学習・検証した内容を紹介するものであり、特定の金融商品・取引手法への投資勧誘や投資助言を目的とするものではありません。

記事内の数値や損益例は仕組みを説明するために単純化したものです。実際のpipsの扱い、価格表示、取引単位、損益計算等は通貨ペアや利用する取引サービスによって異なる場合があります。

FX・自動売買には損失が生じる可能性があります。実際の取引では、ご利用の取引サービスの最新の取引条件をご確認ください。

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